シンガポールという世界行のチケット

 

昨日、来月からシンガポールに赴任する弁護士の送別会でした。
弁護士・事務局・パラリーガル・内定者等を含めて総勢15名となってました。

 

 

グローバル化の原点
GVAは「世界中の挑戦者を支えるインフラになる」ということを理念としています。
シンガポールはGVAにとっても僕にとってもグローバル化の原点です。

 

2012年3月という創業して2カ月ちょいという時期に今後日本から大きくなるベンチャーは人口減と高齢化社会が進む日本に留まらずに人口が多く若年層の割合も多い東南アジアに必ず進出するから現地でも日本と同じように現地でもサポートしたいという思いから、一度も行ったこともなく知り合いも一人もいないシンガポール行のチケットをとりました。行ったときには10人ぐらいと会ってもらえることになりシンガポールの可能性を聞かせてもらいました。その後、何回か通い現地の法律事務所や政府、現地の方々とお会いするうちにシンガポールという可能性に惹かれていきました。

 

シンガポールは大英帝国という源流の上に華僑が住んでおりインド人の割合もそれなりにある異質な国です。世界中から多様で優秀な人材や技術・資金が集まっています。非常に広がりがあることからこの国を掘っていくことで世界に繋がる大きな可能性があると感じ、GVAのグローバル化の第一歩にしようと考えました。

 

 

シンガポールでのライセンス
まずはシンガポールで外国法律事務所というライセンスをとろうと思い、シンガポールの法務省のようなところに通いました。当時、設立1年目で弁護士の人数も数人しかいない状態なので未来と思いを語るしか方法はありませんでした。

 

今でもそこで話した内容を覚えてますが、シンガポールは国土が狭いことから形のないもので付加価値のあるものを集めて発展してくしか方法はありません。実際に金融ハブとなり発展してきた。今後はITハブと知財ハブの構想を考えています。

 

GVAはベンチャー企業を支援しており特にITベンチャーが多く、いわばITと知財の塊がクライアントです。

 

GVAをシンガポールに進出させることはシンガポールにクライアントのITベンチャーを連れてくることでありITを知財をシンガポールに持ってくることでもあるので、ITハブと知財ハブを目指しているシンガポールの国益に適うとプレゼンしました。

 

それがある程度響いたのか日本でおそらく5番目の外国法律事務所のライセンスがおりました。当時弁護士は3、4名でした。

 

 

シンガポールを経由して世界へ
あの時に話した気持ちは今でも変わっておらず、GVAがシンガポールに進出することは日本のベンチャーにもシンガポールにも絶対に意義があることだと思います。そして、GVAにとっても「世界中の挑戦者を支えるインフラ」の第一歩です。

 

シンガポールには、多様で優秀な人材、技術、投資が集まっていることから日本発のITベンチャーの人材、技術、投資を、シンガポールに集まった人材、技術、投資と融合させ改めて世界に発信することにより、今後世界のトップを目指せるITベンチャーに成長させることができるのではないかという仮説を2012年にたてました。2015年以降はこの仮説の実証です。

 

ベンチャー企業と共にGVAはシンガポールを経由して世界を目指します!

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