新年の誓いは「初心忘るべからず」

2018年がはじまってしまいました。今年も宜しくお願い致します!

 

2010年に弁護士になり、GVA法律事務所の創立が2012年なので、弁護士として9年目、GVA法律事務所も7年目です。そして、昨年GVA TECHも設立して、ITベンチャーとしての1歩も踏み出してます。

 

「世界中の挑戦者を支えるインフラになる」という目指している姿への道のりはまだまだ遠いのですが、弁護士9年目、法律事務所創立7年目というのが少し危ない気がして個人的には気を引き締めているところです。

 

個人的には情熱は一切失われてないと思っておりますし、働いている時間も弁護士になって以来すべて全力投球で全く変わっていないです。ただ、弁護士業に慣れていってしまわないか、経営に慣れていってしまわないかを自問自答していきたいと思います。自分では全力でやっているつもりでも、自然に一つ一つの動作がぬるくなってしまうのが本当に怖いです。

 

GVA史上最大のピンチは2年目の2013年でした。

退職者が相次ぎ、資金的にはピンチが訪れたときでした。このときは僕自身、経営者失格、人間失格といった状況で、ガムシャラに営業をしてクライアントに向き合い、組織的なことにも向き合ってきました。下手したら内定切りという可能性もありましたが、内定切りをしないという意思決定もできました。あとにも先にもこの意思決定にいたるまでの思考と決断ほど、僕を成長させたのはないでしょう。

 

 

その次の年2014年も組織的にはガタガタとしてました。

そのときに行ったのが所員全員に対して、GVAの悪いところ10個とその原因となっている人物の名前を匿名で書くということを行いました。わかっていたことですが、8割程度の悪い事象の原因が山本となってます。このときに書かれている内容はショックでトラウマになりそうなのでその時以来読んでいません。(精神衛生上良くなさすぎですよね・・・)このときはすべての事象の原因のほとんどは「山本のコミュニケーション能力不足」であり、「コミュニケーションをあきらめない」という行動規範を作ったことを覚えてます。

 

その後も色々とありましたが、その場その場でガムシャラに創意工夫したり情熱を持って乗り越えてきました。相当、未熟ではありましたが、物事やアドバイスをバイアスがかからずに素直に吸収して熱意を持って物事に当たるということができたため、経験不足と未熟さは必ずしもマイナスにのみ働くものではないと今は感じてます。

 

2018年の今こそ、弁護士になった2010年、創業の2012年、ピンチだった2013,14年という初心に戻ってGVAの経営に臨むべきタイミングであると考えてます。

 

今まで培ってきた経験と決断の積み重ねとGVAの仲間に加えて、当時のガムシャラだった熱意、ピンチのときに吸収できた素直さという初心にしっかりと立ち戻って、日々日々の活動を丁寧に、かつ勢いをもってやっていきたいと思います!

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